極低温冷凍機
HE05
アルバック・クライオ
仕様
■コールドヘッド
型 式 | HE05 | |
到達温度 | 2nd stage | 2.7K |
冷凍出力 | 1st stage | 10W@40K |
2nd stage | 0.5W@4.2K | |
外形寸法 | 146(W)×282(D)×495(H)mm | |
コンプレッサユニット | UW404 | |
重 量 | 約11kg |
■使用環境
周囲温度 | 10~38℃ |
相対温度 | 85%以下 |
クライオスタット使用時の真空度 | 起動時 0.1Pa以下 |
1950年代にギボードとマクマーン(マクマホン)(Gifford-McMahon)により開発された冷凍サイクルを使った冷凍機。
寒冷の原理は、GM冷凍機と同様ですがソルベイ冷凍機は、ガス圧で蓄冷剤を往復運動させるという特徴を持ち、GM冷凍機と比較してシンプルで軽量な構造の冷凍機です。
パルス管と言う単純な構造の管の内部を蓄冷剤が往復運動をしないため冷凍機運転時の振動が非常に少ないという特徴を持つ冷凍機です。
ボタン一つ押すだけで、液化窒素を取出せます。また、各分析装置への自動供給方式もオプションで対応は可能です。
PSA方式の場合、98.8%になります。
本装置における、資格及び免許等の取得は必要ありません。
屋内設置仕様になります。室内においては、換気に充分な窓が無い部屋に設置する場合には、必ず換気扇の設置が必要です。また、有機溶剤雰囲気での使用は出来ません。空冷式の場合、クリーンルーム内に設置する事はお薦めしていません。
低温機器製品に使用する極低温冷凍機は、いずれも冷凍保安規則上の3冷凍トン未満であり、高圧ガス保安法の適応外となります。液体窒素ジェネレーターは、高圧ガス第二種製造行為にあたるため届出が必要となります。