液体窒素ジェネレーター
EMP-14W
アルバック・クライオ
特長
液体窒素発生能力
- 14L/day (60Hz)
- 14L/day (50Hz)
処理能力
- 9.1m3/day
用途
- バイオ凍結保存容器用
- 試料凍結用
(岩谷瓦斯社 低温機器製品 継承)
仕様
液体窒素発生能力 | 14L/day (60Hz) 14L/day (50Hz) |
LN2貯蔵容量 | 40L |
寸法 (W×D×H) | 600 × 750 × 1688mm |
重量 | 約230Kg |
電力 | AC200V 三相 約1.6/1.9kW (50/60Hz) ブレーカ容量 20A |
冷却水 | 入口温度:5~35℃ 流量:2~6L/min 圧力:0.8MPa未満 水質:上水相当 |
窒素ガス発生装置:GN-10i
液体窒素ジェネレーターとは。
液体窒素ジェネレーターは、従来の『窒素ガスは買うもの』という固定概念を覆し『液体窒素をつくる』ことで利便性と安定性など多くのメリットをもたらす画期的な液体窒素発生装置です。液体窒素ジェネレーターを、細胞などのバイオロジカルサンプルを保存する液体窒素凍結保存容器に直接接続することで、常時液体窒素の供給を可能にします。さらに、バックアップ電源を取り付けることにより、災害時にも電源供給なしに液体窒素の常時供給が可能。保安が大切な貴重なサンプルの安定的な冷却保存に寄与します。液体窒素ジェネレーターは、その機能を認めていただいた各民間企業や大学研究所などのiPS細胞・組織・ワクチン・畜産関係の人工授精などの凍結保存容器に幅広く使用されています。
液体窒素ジェネレーターがもたらす4つのメリット。
1)液体窒素の手配はもういらない。
液体窒素ジェネレーターに必要なのは電源だけ。
さらに、『ECOモード』で、液体窒素の残量に応じて運転を制御。消費電力を抑えます。インフラ整備がされていない国や地域、離島などでも安心して常時冷却が可能です。
2)液体窒素の残量確認もなくなる。
常時安定供給が可能になるので、面倒な液体窒素の残量確認も不要。
日常的な煩雑さから解放されます。
3)災害時でも保安が大切な研究対象を安定冷却できる。
バックアップ電源接続で災害時も冷却を継続できます。
研究所などでの細胞など貴重なバイオロジカルサンプルの安定的な冷却が可能です。
4)従来の煩雑な作業から解放され安全性が高まる。
液体窒素の研究所内での安全な運搬に伴う管理は意外に手間がかかるもの。
また、安全性の確保も大変です。液体窒素管理・補充に伴う煩雑さから解放され、安全性が高まります。
私たちは、都道府県ごとに手続きが異なる高圧ガス製造設備申請をすべて代行いたします。
医療現場で使う
iPS細胞や、組織、幹細胞などの凍結保存、イボの切除やがんの凍結治療で使われています。
研究現場で使う
物理・化学・材料などの分野における物性研究、素粒子研究・量子工学・宇宙計測などの未踏領域分野をはじめ、冷却が必要なさまざまな研究施設で使われています。
畜産現場で使う
牛の精液や、受精卵などの細胞保存を目的とした畜産の現場で使われています。
そのほかの使用用途
疲労回復や体質改善を目的としたクライオセラピー(低温サウナ)、コンピュータの冷却、半導体メーカー、アイスや分子ガストロノミー料理、飲料・食品の酸化防止など幅広い業種で使われています。