油回転真空ポンプ
ケミカルタイプ
Model: GCD-136X
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Model: GCD-136Xの導入・購入・検討について
ケミカルタイプ/2段排気方式/逆流防止機構付き/ガスバラスト機構付き/サーマルプロテクター内蔵/プラグ付き電源コード/スイッチ付き
特長
- 接ガス部面に表面処理を施した、油回転真空ポンプのケミカルタイプ。
- オイルフィルトレーションシステムに接続可能。
- 低騒音で低振動。
- 逆流防止機構の搭載により、停電などの影響で停止した際に、真空室への油の逆流を抑制。
- 強制給油機構の搭載により、排気速度が安定。
- 大気圧からの作動が可能。
- 内部部品のノックピンによる連結及びフランジモータによりメンテナンスが容易。
仕様
| Unit | 50Hz | 60Hz | ||
| 実効排気速度 | L/min | 135 | 162 | |
| 到達圧力※1 | G.V.Closed | Pa | 0.67 | |
| G.V.Open | 6.7 | |||
| 使用電動機 | 単相, 100V, 400W, 4P, コンデンサ始動・運転 | |||
| 全負荷電流 | A | 7.7 | 6.1 | |
| 油量 | mL | 1,000 | ||
| 使用油 | SO-M | |||
| 質量 | kg | 25.4 | ||
| 吸気管径 | mm | KF-25 | ||
| 使用雰囲気温度範囲 | ℃ | 7~40 | ||
| 最大寸法 | mm | 170(W)×493(L)×241.1(H) | ||
*1:到達圧力はピラニ真空計による測定値です。(マクラウド真空計による測定の場合、到達圧力が1.3Pa以下のポンプでは、1桁低い値になります。)
*2: 吸気管を変換したい場合は、以下をご確認ください。
なお変換用の吸気管は別途購入いただき、お客様で交換くださいますようお願いいたします。
→吸気管・ゴムホースの接続
→吸気管・フレキシブルホースの接続(KF規格・NW規格)
*2: 吸気管を変換したい場合は、以下をご確認ください。
なお変換用の吸気管は別途購入いただき、お客様で交換くださいますようお願いいたします。
→吸気管・ゴムホースの接続
→吸気管・フレキシブルホースの接続(KF規格・NW規格)
対応規格/電圧
| Model | 認証規格 | CE 自己宣言 |
1Φ 100V |
1Φ 115V |
1Φ 200V |
1Φ 220V |
1Φ 230V |
3Φ 200V |
| GCD-136X | - | - | ● | - | ○注) | ○ | - | ○注) |
●:標準、○:オプション対応、-:対応不可
注)購入ロット条件あり (台数については、お問合せください)
*安全増防爆対応モータにつきましては、ご相談ください。
使用上の注意
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1
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真空ポンプ油は運転とともに劣化し、性能不足の要因となります。
定期的に油の減少や汚れを確認し、補充や交換をしてください。 |
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2
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逆流防止弁機構は、停電時等の緊急時に真空槽側にポンプ油逆流するのを防ぐものです。
長時間停止する場合には真空側を大気圧に戻してください。 |
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3
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排気口からの油煙(オイルミスト)が大気圧付近では特に発生します。
オイルミスト飛散防止用には、オイルミストセパレーターのご使用をお勧めいたします。 |
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4
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吸引ガスの特性や量により、ポンプ寿命に影響が出る場合があります。
特にアンモニアや硫酸については寿命を著しく短くし、耐食性を発揮できないことがあります。 |
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5
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1kPa以上の高い吸入圧力での連続運転には適しません。
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6
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排気口を塞いだり、排気口側にガスの通過を妨害する機器を付けた状態で、ポンプを運転すると破裂の恐れがあります。
ポンプ内圧が上昇して、ポンプ本体が破裂したり、オイルレベルゲージが飛び出したり、モータが過負荷になる恐れがあります。 |
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7
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このポンプは内部部材にカーボンを使用しています。
運転するとカーボンの摩耗分がオイルに混入し黒くなることがありますが、ポンプの寿命及び性能に影響はありません。 |
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8
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このポンプの内部部品には、フッ素ゴムを使用しておりますが、吸気ガスの特性や量によってはフッ素ゴムの耐薬品性が適さないものがあります。特に、次の吸気ガスには注意して下さい。
アンモニア、アセトン、エチレンオキサイド、エチレンジアミン、酢酸亜鉛、酢酸アミル、酢酸アルミニウム、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸鉛、酢酸カルシウム、酢酸セロソルブ、酢酸ニッケル、酢酸プチル、酢酸プロビル、酢酸メチル、ニトロエタン、ニトロプロパン、ニトロメタン、フレオン |
寸法図
排気速度曲線