真空計の基礎知識
真空計の調整と校正の違い
真空計の調整とは
調整とは、基準となる圧力計の値と同じ値に合わせ込みをする事です。
真空計に使用している電気部品(抵抗、コンデンサ、ダイオード)の劣化によって表示される圧力が変わってきます。また、測定子も使用とともに劣化します。
定期的に正しい圧力を表示する為の作業が調整です。
真空計の校正とは
校正とは、基準となる圧力からどれだけ表示がズレているかを確認する作業です。
校正を定期的に行なうことで過去に測定した圧力が、基準となる圧力からどれくらいズレていたのかを確認するとともに、今後使用する際にどのくらいズレるのかの把握ができます。