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アルバックグループは、真空装置・真空機器・材料・分析機器・カスタマーソリューションなどの多様な真空技術を、総合的に幅広い業界向けに提供するユニークな企業グループです。

ーーとは言うものの「多様な真空技術とはどんなもの?」「幅広い業界のどこで使用されているの?」と疑問を持たれたこともあるのではないでしょうか。

実はこんな身近なところに!?と驚かれることもしばしばな真空技術。

いまや一年を通して私たちの生活に欠かせない一般家庭用エアーコンディショナー(通称エアコン)に真空技術が密接にかかわっていること、ご存知ですか?


冷媒の漏れはいつ検査しているの?

Catch-Up | 冷媒がどうして重要なの?

前回の記事ではエアコンから冷たい空気が出る仕組みをご説明しました。

そして、室内機と室外機を循環している冷媒が、エアコンの性能を発揮するために重要な役割を担っています。

言い方を変えると、冷媒がきちんと役割を果たさないと、エアコンは本来の性能を発揮できません。

では、冷媒がきちんと働ける環境とは、どのような状態でしょうか?

それは、冷媒が通る経路において外部に冷媒が漏れない状態です。工場で作られてから各家庭に設置され、そして各家庭で使用されている時も、経路内から外部へ冷媒が漏れないことが非常に重要です。

「冷媒の漏れ」はいつ検査されているの?

ところで、各家庭で活躍しているエアコンの冷媒が漏れているか、なんて気にされたことはないですよね?

もし冷媒が漏れていたら、エアコン性能は大幅に下がってしまいます。なので、エアコンがきちんと性能を発揮できるように、各社メーカーが製造段階から漏れのチェックをしています。

まず、それぞれの構成部品を製造する段階で冷媒が通る経路に漏れが無いか検査しています。その後、構成部品を組み立ててから冷媒を注入する前にも「漏れ」検査を行います。

また、工場から出荷され、各家庭でエアコンを設置する際にも冷媒が漏れていないか確認しています。

漏れ検査はどこを検査しているの?

ご家庭で使用される前に、大きく分けて3段階で冷媒の「漏れ」を検査しています。それぞれどこを検査しているのでしょうか?

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まず、漏れ検査は主に冷媒が通る経路の部品を組み立てた段階で行われています。

  1. 室内機の熱交換器
  2. 室外機の圧縮機(四方弁を含みます)
  3. 室外機の熱交換器
  4. 室外機の膨張弁

次に、室外機の圧縮機・熱交換器・膨張弁を組み立て、制御用の回路を組み込んで室外機が完成します。室内機も同様に室外機の熱交換器に制御基板、外装を組み立てます。

室内機の冷媒を通る経路は熱交換器だけです。既に漏れ検査を実施しているので、室内機としての漏れ検査は行いません。

室外機の冷媒が通る経路は、熱交換器・圧縮機・膨張弁があるので、これらの接続部分で漏れがないことを確認するため、室外機の漏れ検査を行います。

室内機、室外機で漏れがないこと(正確には漏れ量が基準値以下になっていること)を確認し、室外機に冷媒を注入して、完成品です。

そして、各家庭で室内機、室外機が設置されます。

室内機と室外機を冷媒配管(液管、ガス管と呼ばれる銅製のパイプ)で繋ぎ、真空ポンプを用いて、接合箇所の漏れ検査を実施します。

接続箇所に漏れがないことを確認した上で、室外機に充填されている冷媒を室内機側に開放します。そして再度、冷媒が漏れていないか漏れ検査を行ない、設置完了となります。

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